2019年末 Jovial Fiveも世代交代、あらたにⅤ世が誕生した。
以下はその経緯記録である。
2016年夏から2019年夏
Ⅳ世(2004年)の進水から12年経過しているので、新メンバー5名で、新艇購入の検討を開始。ただし、資金面の事情もあることから「中古艇」も並行して検討した。
選定基準は、クラブレースでも一定の走りが期待できること。また、クルージング機能は、Ⅳ世と同じレベルの快適さを求めるという少し欲張りな条件を課すことにした。なお、「中古艇」の場合、船齢は5年程度までとした。
その後、年2回の横浜ボートショーでの新艇情報や、雑誌「舵」やインターネットの情報から、8回に及ぶ候補艇の見学と試乗を実施。しかし、Ⅳ世の魅力を上回るような艇が無かったため、新艇購入は諦め、一時はⅣ世の大規模リノベーションも本格的に検討した。
2019年 秋
検討メンバーの個人ルートから、「HANSE(ハンゼ)345」の有力な中古艇情報(船齢3年)を入手したので、都合のつくメンバー4名が、急ぎ係留地の新西宮ヨットハーバーに行き試乗。
この艇は、関西ボートショーのデモ艇であったことから、艇のグレードが高く、前オーナーのメンテナンスも良く、仲介業者も信頼できることから、全員一致で購入を決めた。購入代金は、Ⅳ世の売却代金も充当し、新たなメンバー2名を加えた7名で費用分担することになった。
なお、西宮からの回航は専門業者に委託し、12月2日、葉山新港に無事到着した。
船名は伝統ある「JOVIAL FIVE」を踏襲し、「JOVIAL FIVE Ⅴ」とした。また、セール番号は従来の「6186」を希望したが、セール番号取得ルールにより、番号の継続使用料が新規登録料より高くなるので、新たに「6950」を抽選の上で取得した。また、艇の所有名義は、将来のハーバーの継続利用を考え、8名の共同名義とした。
2020.01.05 新年初乗り
年が明け、葉山港の新年安全祈願祭の前に、葉山沖を初クルージング。
その後、デッキテーブル、デッキレール、キャビン入口などを自分たちでステイン塗装を実施した。デッキテーブルには牛乳由来の安全なクリアコーティングを施し、お化粧直しもバッチリ完成した。
2020.02.09 Ⅴ世のお披露目パーティ
メンバーとその夫人を招いて、葉山港管理事務所の会議室で行う。当日の天気の関係から残念ながら出航は出来なかったが、皆さんに船内を見学いただき、夫人達にも大変好評で、検討メンバーは面目躍如。
2020.03.19 NHK「ブラタモリ」の撮影に参加
NHKの人気テレビ番組「ブラタモリ」で葉山町を紹介することになり、葉山沖のヨットの撮影にHYC(葉山ヨットクラブ)が全面協力し、我が艇も参加。
当日は、富士山がかすかに臨める快晴で、HYC所属13艇とタモリ艇が名島沖にて合流し、HYCを代表して「牛若丸」が海上でタモリさんと会話した。それを受けたタモリ艇では、HYC真野理事長がタモリさんに「葉山の風の説明する」という設定。
牛若丸の後ろにⅤ世が続き、至近距離でタモリ艇に(皆で)手を振る場面が放映された。なお、放映は新型コロナ感染拡大のため、2020.07.11まで延期となったが、番組冒頭で僅かな時間であったが、我が艇が映ったので、メンバー一同大興奮だった。
2022年8月 現在と今後
購入直後の2020年の年明けから新型コロナが大流行しているため、現在はデイクルーズやクラブレースという限定的な活動が中心である。
今後は、コロナ対策に十分に留意しつつ、宿泊クルーズも念頭に入れて、本格的な活動の再開を強く望んでいる。
以上