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航海準備 2. 専門家のアドバイスとチャート

2-1. 専門家のアドバイス

各種資料に加えて次の方々にお会いし、数々の貴重なアドバイスをいただいた。

  ・ ファーストマリン・関口社長:船の艤装・航海計画全般
  ・ 葉山ヨットサービス:船の修繕関係
  ・ 海洋気象コンサルタント・馬場会長・社長:気象関係
  ・ 元パナマ大学教授・Y氏:パナマ運河・カリブ海関係

その他、各国の大使館にも赴いたが、ここで得られる情報は主として観光用のもので、セーリング関係はなかなか得にくかった。

2-2.マリーン・チャート(海図)

航海にあたってはマリーン・チャートは必携であるが、すべての港の港湾図まで揃えると、膨大な数にのぼるので、チャートは原則として20万分の1まで、ただし、航海する場所の海岸線が入り組んでいる場所は詳細図も購入、とした。

さらに、それぞれの港湾図について別ページで紹介したRCC Pilotage Foundation発行のガイドブックによることにした。実際このガイドブックには、写真入りで細かい図面が載っておりそれで十分であった。

加えてラット(操舵輪)の前にはGPSをそなえつけており、それに装着したNavionicsというチップが大変優れものなので、ディスプレイの縮尺が最大8分の1マイルにまで拡大され、あらゆる暗礁・浅瀬・ブイ等が表示されるだけでなく、港内のポンツーンの配置状況までも見ることができた。

なお、GPSはRAYMARINEのものを使用したが、このほかに故障した場合を想定して、ハンディタイプのGPSも積みこんだ。